スキッパーキの紹介【ココ】

フィーリングドッグ店長

2021年10月08日 13:05







皆様に私のスキッパーキーの歴史を簡単にご紹介したいと思います。
沢山のスキッパがいますので、この子がかわいい~とかこんな性格もいるんだって知っていただけたら嬉しいです。

今回は「ココ」のご紹介をさせていただきます。



ココは2006年生まれの男の子です。↑写真は2歳の時のものです。
今現在15歳5か月になりました。当犬舎では最長老のおじいちゃまです。

ココの両親は10~20年前に広島系スキッパと言われ、日本でスキッパーキをブリーディングしていた血筋です。
広島系スキッパとはAKC(アメリカケネルクラブ)のスキッパーキの遺伝を引き継いだが子が多く、小ぶりでチャカチャカした動きが多い印象です。毛量は多く、フワフワしたやわらかい毛質の子が多いかな。
年を増すごとに毛色もブラックからブラウンが強くみられるようになるのがアメリカ系の子に多いです。
白毛も早い時期からではじめたりします。
(これは、アメリカの先祖のスキッパーキの血液にジャーマンスピッツミッテルが含まれていると言われる説がありますのでそのためではないかと考えています。)
オーストラリア系、ベルギー系のスキッパーキとはまた違った魅力がありますね。

ココじぃの幼少期は、ラブやキャラの姉御達に囲まれ、ちょっと出遅れる能天気ボーイでした。
空気が読めない時もあり(笑)ラブ・キャラに飽きられてしまうこともありました。

そんなココでしたが、先住犬であるボスのチワワのプーの元、リーダーの素質を着々と磨いていきました。
プーが怒るとなだめに行ったり、ラブのごますりをしたりと中間職としての役割を一生懸命こなしてくれました。

ココが5歳の時が、ココのターニングポイントだったのでしょう。
プーがボストンテリアに襲われて初めての敗北をした日、プーを守るように仁王立ちした姿は今でも忘れません。
ココたん、かっこよかったよ~♪
その日から、ボス「ココ」が誕生しました。
プーはOBとしてココをサポートし、2頭体制で仲間を守っていたように思います。

徐々に仲間が増えていきましたが、ココがボスをしていた期間はとても長く、ケンカも少なくとても穏やかでした。
ココは統制を取るために間違った事や生意気な犬に対してオーラでねじ伏せます。
素早く近くに行きガン見して制圧してくれます。(笑)
一度も噛みにいくという行為はありませんでした。
その蹴散らし方がまたスマートでカッコイイ~、人にはデレデレで従順過ぎるくらいでした。


ココは仲間から絶大な信頼を得て、正真正銘のボスになりあがっていきました。
そんなココももう気づけば15歳の長老犬。
病気ひとつなく、ちょっと歯周病が他の子より進むのが早かったことくらいで、今も元気に走り回っています。
たまに若い子にドーンとされてヨタヨタしますが、ごはんもモリモリ食べて健康に過ごしています。
いつまでも、元気で仲間を支えていてほしいな。


フィーリングドッグではたくさんのスキッパーキがいます。その1頭1頭の幸せのために、遺伝的疾患の排除、性格の安定を念頭にスキッパーキのスタンダードを目指しています。
今、当ケネルのスキッパを飼われている方、これから子犬をお迎えする方 皆さんが本当に知りたいことを追求していきます。
そのため、販売できない子犬がいたり、成犬での里親募集は常連さんのみとし、引退した子はみんな去勢避妊手術をして終生可愛がっています。
スキッパーキ全般がなりやすい病気も大切ですが、父母犬、祖父母がかかった病気、叔父さん叔母さん犬がかかった病気などが分かれば、万が一病気になった時の対応もスムーズになりますし、そういった情報が飼い主様が一番欲しい情報なのだと思います。
うちの子達の情報で安心していただければ幸いです。



次回は14歳おばあちゃん犬『のの』のご紹介です
昔の当犬舎の一番人気アイドル犬でした


お楽しみに






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